検査サービスが主力の神鋼検査サービス株式会社

1986年に設立した神鋼検査サービス株式会社は、兵庫県高砂市に本社を構える企業で、非破壊検査や計量・校正、安全管理審査を主軸に業務を行っているということです。
一定の基準に合わせて、設備の製品や部品などの適不適を決め、修理が必要かもしくは故障部分はないか特定を行うのが、一般的な検査なのだそうです。消耗具合によっては破損する前に部品を交換し、故障や異変が発生したときは強度や引張などを調べることもあるといいます。
一方、非破壊検査とは、検査対象となる製品や部品に傷を入れたり破損させないよう、外側から内部を検査する方法です。傷や破損がある不適合品を事前に修正、または排除することができるため、非破壊検査は幅広いジャンルで実施されています。
神鋼検査サービス株式会社では、このような非破壊検査を実施することで、安心で安全な製品をお客様に届けることが可能になっているといいます。

■発電設備の保全活動も行っている神鋼検査サービス株式会社
神鋼検査サービス株式会社では、火力発電所や風力発電所などの保全業務も支援しています。点検周期表や定期事業者検査要領書、溶接事業者検査要領書や使用前自主検査要領書などのプランを立て、実際にボイラ管の肉厚測定や溶射膜厚測定などを実施しているとのこと。目視点検はもちろん、熱交換機チューブの肉厚測定やボイラ管のスケール厚さ測定、給水や蒸気配管の測定と余寿命評価などを行っています。

■深層部でも測定ができるマルチプローブ式内挿UT
発電設備保全の検査サービスの中でも、神鋼検査サービス株式会社が特に高い技術を誇るのが、ボイラ管の全長連続肉厚測定を行うマルチプローブ式内挿UTです。一般的にはパネルがたくさん配置される深層部のボイラ管には、外側からの測定が難しいとされています。
しかし、マルチプローブ式内挿UTでは、加熱器や再熱器などのボイラチューブが密集する深層部でも、外側から管の肉厚測定を行えます。管の曲管部を通過させられるので、わざわざ曲管部を切断して測定を行う必要がないのだそうです。管の管長手方向へ、連続して測定を行うので、外側からの定点肉厚測定で見落としやすい減肉を探しやすくなるといいます。
神鋼検査サービス株式会社では神戸発電所を始め、これまで33サイトで900本以上を検査した実績があることから、ボイラ管の肉厚測定に関しては信頼度の高い会社といえるのではないでしょうか。