人々の暮らしに貢献する神鋼検査サービス株式会社

神鋼検査サービス株式会社は、株式会社神戸製鋼所の機械部門から独立した検査専門のエンジニアリング企業です。金属系や機械系分野の各種プラントや発電設備、工業製品など、国内外で検査サービスを一貫して提供しているといいます。検査業務はもちろん、計画から設備や余寿命の診断、予防保全など総合的な提案が可能だということです。
神鋼検査サービス株式会社は1986年11月21日に設立した会社で、兵庫県高砂市荒井町新浜を拠点に、サービスを提供しています。神鋼検査サービス株式会社が提供しているサービスとして、工業製品やプラント設備の非破壊検査、寸法検査などがあります。また、生産現場の品質検証として一般試験検査、事故防止提案や材料評価のための材料調査、生産現場や製造現場、研究施設などで使用される計量器や計測器を比較校正するなど、さまざまな検査技術コンサルティングを行っているようです。

■連続測定が可能なマルチプローブ式内挿UT
神鋼検査サービス株式会社が行っている業務に、発電設備保全があります。風力発電所や火力発電所にかかわる安全管理審査支援を行っており、その中で行っている検査サービスの一つに、ボイラ管の肉厚測定があります。ボイラ設備には加熱器や再熱器、節炭器などが配置されているとのことですが、多くのパネルが集まっているので、通常は深層部にあるボイラ管の外部から肉厚を測ることは難しいよといいます。また、フィンが付いているボイラ管も精度の高い肉厚測定が難しいとされているようです。
神鋼検査サービス株式会社では、マルチプローブ式内挿UTというボイラ管を連続で肉厚測定する技術を持っているといいます。マルチプローブ式内挿UTでは、ケーブルに超音波探触子をもつマルチプローブセンサを付け、水を入れた管内にケーブルを挿入することで、水流に合わせてセンサを移動することを可能にし、連続して全長の測定ができるようになるとのことです。

■マルチプローブ式内挿UTの特徴とは
マルチプローブ式内挿UTの大きな特長として、ボイラ管の連続肉厚測定ができるという点があります。パネル管群の場合、深層部まで手が入らなかったり届かないことも多いですが、マルチプローブ式内挿UTはボイラ管の深層部まで測定が可能になっており、測定も行えます。また、マルチプローブ式内挿UTは横型縦型とパネルの向きを気にすることなく、どちらでも対応できるようです。